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佳子さま桜の植樹式にご出席 皇族の人生の節目に彩りを添えた“桜”

2023年3月16日 20:33
佳子さま桜の植樹式にご出席 皇族の人生の節目に彩りを添えた“桜”

16日、秋篠宮ご夫妻の二女、佳子さまが、茨城・水戸市の偕楽園(かいらくえん)で桜の植樹式に臨まれました。これまでも皇室のさまざまな節目を彩ってきた桜ですが、そこには様々な思いが込められていました。

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16日、秋篠宮家の二女、佳子さまが茨城・水戸市の偕楽園で行われた皇室にゆかりのある「左近(さこん)の桜」の植樹式典に出席されました。大きな拍手で迎えられ、笑顔を見せられました。この桜は4年前の台風で倒れ、植樹を望む声が多数寄せられていたといいます。佳子さまは、スコップで丁寧に苗木へ土をかぶせられていました。

これから見ごろを迎える桜。皇族方の人生の節目には、いつも桜の花が彩りを添えていました。

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佳子さまは2015年、ICU=国際基督教大学への入学という節目を迎えられました。新たな門出を彩っていたのが、満開の桜です。

――佳子さま、ご入学おめでとうございます

「ありがとうございます」

――今のお気持ちはいかがですか?

「新しい学生生活を始められることに感謝しつつ、有意義に過ごしたいと思います」

――学生生活は楽しみですか?

「はい、楽しみです」

2014年、愛子さまが学習院女子中等科に入学されました。入学式は満開の桜のもとで行われました。

――愛子さま、ご入学おめでとうございます

「ありがとうございます」

――今のお気持ちはいかがですか?

「楽しみにしています」 報道陣の前で初めてお気持ちを述べられました。

満開の桜が誕生日を彩ることもありました。1973年、上皇ご夫妻の長女・紀宮さま、黒田清子さんが4歳の誕生日を迎えた時には、上皇后さまと桜の下でおままごとをして遊ぶ様子が公開されました。

2002年、赤坂御用地では天皇・皇后両陛下とともに生後3か月の愛子さまの姿が撮影されていました。愛子さまは桜の花を物珍しそうにご覧になっていました。

1959年、上皇ご夫妻のご成婚パレードも、桜が残る中で行われました。集まった大勢の人にご夫妻が笑顔で手をふられる姿も、パレードをいっそう華やいだものにしました。

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桜の見ごろにあわせて行われる皇居・乾通りの春の一般公開は、2014年に上皇さまの傘寿=80歳を記念して始まりました。そこには「皇居の桜を楽しんでほしい」というご夫妻のお気持ちもありました。

ご退位の直前には、“お忍び”で皇居の外を散策。お住まいを移される上皇ご夫妻は、皇居の桜を目に焼き付けるように楽しまれていました。

皇室の歩みと共にその節目を彩ってきた桜は、今後もさまざまな彩りを見せてくれそうです。