台風14号 伊豆諸島、引き続き厳重警戒を
台風14号の影響で、伊豆諸島では記録的な大雨となっています。大雨特別警報は大雨警報に切り替わりましたが、引き続き、土砂災害に厳重な警戒が必要です。
伊豆諸島は、台風の接近前から雨が降り続き、局地的に猛烈な雨が降りました。72時間に降った雨の量は、三宅島空港で586.5ミリと、観測史上1位となる記録的な大雨となりました。
気象庁は、10日夕方、重大な災害が発生するおそれが著しく高まっているとして、三宅島と御蔵島に大雨特別警報を発表しましたが、特別警報は、未明に大雨警報に切り替えられました。
台風の暴風域はなくなりました。今後は、南へ向きを変えて、12日には熱帯低気圧に変わる見込みです。
伊豆諸島では、活発な雨雲は抜けましたが、昼前にかけて非常に激しい雨の降るところがありそうです。少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。伊豆諸島では引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。