JR東日本 来年春から終電繰り上げを発表
JR東日本は来年春に行うダイヤ改正で首都圏の終電時刻を繰り上げると発表しました。終電繰り上げをおこなうのは山手線など17路線で最大で37分程度、終電時刻が早まることになります。
JR東日本によりますと、終電時刻を繰り上げるのは首都圏を走る17路線で、山手線の池袋駅では内回りの大崎行きが現在の午前0時51分から20分程度早まるということです。また郊外に向かう京浜東北線でも神奈川県の桜木町駅着の最終電車が現在より33分程度早まります。
さらに高崎線で群馬県の新前橋駅まで利用する場合、現在、上野駅発、午後11時7分の最終電車が37分程度早まり午後10時半ごろが最終電車の発車時刻となります。
一方、中央線の各駅停車や常磐線など5路線では3分から17分程度、始発電車の時刻の繰り下げもおこなうということです。
新型コロナウイルスの感染拡大で深夜の時間帯を中心に利用客が大きく減少していますが、JR東日本では終電の繰り上げと始発電車の繰り下げによって、深夜に行っている保線作業の効率化やホームドアの設置、鉄道設備の更新などをおこないサービス向上をはかりたいとしています。