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気象庁が新庁舎に“予報士の聖地”は閉店へ

2020年11月24日 10:17
気象庁が新庁舎に“予報士の聖地”は閉店へ

気象庁は24日、東京・虎ノ門の新たな庁舎に移転します。一方、「気象予報士の聖地」として愛された庁舎内の気象専門書店は、移転を機に、店を閉じることになりました。

気象庁は、これまで千代田区大手町にあった庁舎が老朽化しているため、24日から港区虎ノ門に移転します。新しい庁舎に初めて出勤した関田長官は、意気込みを新たにしました。

気象庁・関田康雄長官「高揚感というんでしょうか、ワクワクする気持ちを感じています。より一層高い成果を上げられるよう職員一同一丸となって業務に努めたい」

一方、気象庁の庁舎内で半世紀以上営業を続けて、職員や気象予報士らから親しまれ「気象予報士の聖地」とも呼ばれた「津村書店」は、移転を機に、店を閉じることになりました。

デジタル化が進む中でも、対面での販売にこだわり続けた津村さんは-

津村書店・津村京子さん「ここで出会いが広がっていくことがあるので、そういう場としての本屋っていうのは良かったなと思っています」

来月頃まで営業を続け、今後は通信販売などを行う予定だということです。

津村さん「津村書店は永遠です。よろしくお願いします!」