「モペット」自転車のように使う違反が多いと判明 ガイドラインなど対策進める 警察庁
「モペット」と呼ばれるペダル付きの原付バイクについて、分類は原付にもかかわらず自転車のように使っていることによる違反が多いことがわかりました。
警察庁によりますと、ことし9月までに「モペット」と呼ばれるペダル付きの原付バイクの違反の検挙は1606件あり、昨年同時期からおよそ8倍に急増しています。
違反の種別ではナンバープレートを付けていない違反がもっとも多く514件、続いて無免許運転が319件、ヘルメット未着用が293件、歩道を走るなどの通行区分違反が226件となっていて、原付のルールを守らず、自転車のように使っていることによる違反が非常に多くなっていることがわかったということです。
こうした事態を受け、利用者へのルールの周知のほか、警察庁が主催する協議会で「モペット」を販売する事業者に向け原付であることを明記するなどのガイドラインを策定し対策を進めています。