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軽井沢町バス事故 遺族が軽井沢町長と懇談 祈りの碑「未来永劫残したい」

2023年9月8日 22:30
軽井沢町バス事故 遺族が軽井沢町長と懇談 祈りの碑「未来永劫残したい」

7年前、長野県軽井沢町で15人が亡くなったスキーツアーバス事故。8日、遺族でつくる会が土屋町長と初めて懇談し、活動への理解を求めました。

軽井沢町の土屋三千夫町長を訪ねたのはスキーツアーバス事故の遺族でつくる「サクラソウの会」の田原義則さんなど5人です。遺族会は今年2月に就任した土屋町長と初めての対面で、事故が起きた1月に開催している安全を誓う集いへの出席を求めました。土屋町長は出席の意向を示したということです。

事故は2016年1月、軽井沢町でスキーツアーバスが道路わきに転落し、乗っていた大学生13人を含む15人が亡くなったものです。業務上過失致死傷の罪に問われた運行会社の社長など2人に対し長野地裁は今年6月、禁錮4年と3年の実刑判決を言い渡し、いずれも控訴しています。

遺族は安全安心なバスの運行に向けて町に活動への理解を求めたということです。

サクラソウの会・田原義則代表
「話ができて良かったと思うし、理解をすごくいただけたので、私たちの活動、取り組み、過去のこともいろいろ聞かれましたし、これからも協力していただけるということですので」

また、事故現場の祈りの碑については、「未来永劫残したい」との思いを伝えたということです。

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