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今月23日の天皇誕生日 祝賀行事は縮小

2021年2月1日 17:01

宮内庁は、すでに一般参賀が見送られている今月23日の天皇誕生日について、祝賀行事は縮小して行うと発表しました。

宮内庁は1日、今年の天皇陛下の誕生日の祝賀行事について、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考え、例年行ってきた「宴会の儀」と「茶会の儀」を行わないと発表しました。

総理大臣ら三権の長からそれぞれ祝賀を受ける「祝賀の儀」は行い、外国大使の代表1人もここに加わるということです。

感染拡大下で多くの人々が様々な困難に直面している中で、祝賀行事は最小限のものにするべきだと考えたということです。

一般参賀の見送りはすでに発表されていて、平成になって以降は昭和天皇の逝去に伴う服喪中やペルー人質事件の際に祝賀行事を全て取りやめたことはあるものの、一部を行わないのは、初めてだということです。

一方、延期となっている新年恒例の行事、「講書始の儀」と「歌会始の儀」については、開催の時期や方法についても、まだ検討中だということです。