もうすぐ高校を卒業する将棋の藤井聡太二冠が、朝日杯将棋オープン戦の準決勝で名人の渡辺明三冠に勝利し、現在、決勝を戦っています。

東京・有楽町で行われている朝日杯将棋オープン戦で、藤井二冠が準決勝に挑みました。

相手は将棋界最高峰のタイトル「名人」を持つ渡辺明三冠。終盤まで藤井二冠の劣勢が続いていましたが、粘りをみせ、逆に１３８手で渡辺三冠を投了に追い込み勝利しました。

藤井聡太二冠（１８）「ずっと苦しかったので、こちらが開き直るしかないのかなと思って指していた」

渡辺明三冠（３６）「決め手をつかませてもらえないというか、藤井さんの指し回しで、なんか逆転されてしまったな」

藤井二冠は現在、三浦弘行九段との決勝戦に臨んでいて、１１日夕方には勝負が決まる見込みです。