神奈川県の黒岩知事は、東京オリンピック・パラリンピックで来日する大会関係者に、厳密な新型コロナ対策を行うため、組織委員会と新たな協議会を設けることで合意しました。

黒岩知事は、競技会場をかかえる自治体として、選手以外で来日する大会関係者のコロナ対策を徹底するため、組織委員会との連携が必要だとし、橋本会長に新たな協議会を設置するよう求める提言書を提出しました。

神奈川県は市中での感染拡大を防ぐため、関係者の「用務先と宿泊先」「移動経路」を可能な限り集約できないか協議を深めたいとしています。橋本会長からは、「自治体と連携できるのはありがたい」という言葉があり、合意が得られたということです。

また、２７日、千葉県が公道での聖火リレーの中止を発表したことを受け、黒岩知事は「神奈川県は、ぎりぎりまで感染状況をみながら判断したい」と述べました。