サケの豊漁を願い…アイヌの伝統儀式「アシリチェプノミ」
川に戻ってくるサケの豊漁を願うアイヌの伝統儀式「アシリチェプノミ」が、北海道札幌市の豊平川で行われました。
札幌市の豊平川河川敷で行われた「アシリチェプノミ」は、その年最初に採れたサケをカムイ・神にささげて新しく海から川へと登ってくるサケに感謝し、豊漁を願うアイヌの伝統儀式です。
明治以降サケの全面禁漁に伴って儀式も一時消滅しましたが、およそ40年前に復活。現在は市民がアイヌ民族の精神文化に触れることができる貴重な機会となっています。
儀式の様子を一目見ようと河川敷には市民が訪れていました。