のど詰まる子供の事故 4cm以下は注意を
子どもがおもちゃでのどを詰まらせる事故が相次ぎ、消費者事故調(消費者安全調査委員会)は、直径4センチ以下のものは子どもの手の届くところに置かないよう呼びかけている。
消費者事故調は、子どもがおもちゃなどでのどを詰まらせた「誤嚥(えん)」の経験がある保護者およそ300人に聞いたところ、子どもが口に入れたものは「ビー玉・おはじき」が最も多く、ついで「ビーズを使ったおもちゃ」「小さなボール」だった。
乳幼児は、口の直径がおよそ4センチだが、のどの直径はおよそ1センチしかないほか、大人と比べ、飲み込む力も吐き出す力も未熟なため、おもちゃなどがのどに詰まるという。
消費者事故調は、4センチ以下のものは小さい子どもの手の届くところに置かないことや年上の子のおもちゃを赤ちゃんが誤って口に入れないよう注意を呼びかけている。