発見のウガンダ選手 知人らを頼って移動か
合宿先の大阪府泉佐野市から行方が分からなくなっていたウガンダ選手団のメンバーが、三重県内で見つかりました。
警察などによりますと、ウガンダ選手団のジュリアス・セチトレコ選手は、20日午後3時15分ごろ、三重県四日市市内で見つかり、警察に保護されました。
セチトレコ選手は、16日、「日本で仕事をしたい」という趣旨の書き置きを残して宿泊先の泉佐野市のホテルから行方が分からなくなっていました。その後、新幹線で名古屋に向かい、岐阜県内に住む知人らを頼って移動していたとみられています。
泉佐野市民「逃げたのでちょっと不安に思ってました」「何をしていたんだろうと思います。これだけコロナで騒がれているのに、どのような管理をしていたのかよく分からない。ちゃんと(管理を)してもらわないと困る」
セチトレコ選手は、涙ぐみながら、警察の聞き取りに応じているということです。
ウガンダ選手団を支援・奥龍将さん「安全な形で見つかったことは安堵している。オリンピアンとしての自覚をしっかり持ち合わせてほしい」
セチトレコ選手は、合宿中にオリンピック出場権を逃し、本来は20日に帰国する予定で、警察は、東京にいる選手団や大使館へ送り届ける方向で調整するとしています。