「切り抜き配信」でさらに拡散 ガーシー容疑者、SNSで俳優ら“脅した動画”
ガーシー容疑者が自身を告訴した俳優らをSNS上で脅したとされる動画が、いわゆる「切り抜き配信」によって、さらに拡散されていたことがわかりました。
ガーシーこと東谷義和容疑者は今年2月、俳優とジュエリーデザイナーの男性に対し、SNSに配信した動画で「刑事告訴したことを許さない」などと脅した疑いが持たれています。
東谷容疑者「(ジュエリーデザイナーに対し)こいつは奥さんも子どももいます。よく知ってるねん、俺。子どもも奥さんも。お前がこんなこと(告訴)したら、嫁と子どもが余計、生きづらくなんでって」「(ジュエリーデザイナーについて)だいぶ、こいつ頭悪いなって思ったんですよ。自分の家族にも迷惑かけるし、自分のまわりのタレントさんとかもね、迷惑かける」
これらの動画で、ガーシー容疑者は告訴の取り下げを迫ったとみられていますが、捜査関係者への取材で、ほかの配信者が動画の一部を転載する、いわゆる「切り抜き」を行ったことで、さらに拡散されていたことがわかりました。
俳優とデザイナーの男性は、警視庁に対し「不安と恐怖で、たまらない」「家族に言及する発言があったことが怖い」などと話し、ガーシー容疑者側からの示談の申し出には応じていないということです。