【会見全文】“盟友”坂本勇人とのやりとりや背番号への思い…田中将大巨人入団
入団会見に臨んだ田中将大投手
プロ野球・楽天から巨人へ移籍した田中将大投手が25日、入団会見に臨みました。小学校時代のチームメート・坂本勇人選手と交わした言葉や「11」に決まった背番号への思いなど、およそ20分間記者からの質問に答えました。
▼以下、会見全文
このたび読売巨人軍と契約させていただきました田中将大です、子供の頃からファンだったジャイアンツのユニホームを着られるのはとても光栄に思っています。(日米通算200勝まで)残り3勝だというところをフォーカスされますけど、自分としては3勝で終わる気持ちはありませんし、1つでも多くチームのために勝利に貢献したいと思っています。そして自分自身のこれまでのいろいろな経験というものを若い選手に伝えていきたいと思っております。競争は激しいと思いますけど、自分自身まだまだできるんだという証明をしたいと思っています。
――入団が決まった今の気持ち
「とてもうれしいです。それが率直な気持ちです」
――ジャイアンツへの移籍はどういった思い、決意があった
「自分としてはやりがいを感じたりというところで自由契約となっておりましたけども、そんな中ジャイアンツの方からお声がけをいただいて、それはすごくうれしかったです」
――巨人入りを決めた要因
「一番熱くお声がけしていただいたので、迷うことはなかったです」
――阿部監督から「(周りから)うだうだ言われているができると信じてあげるしかない。一緒に日本一になることしか考えていない」というお話があったが、どう思うか
「僕もうだうだ言われているのは知っているので、自分で証明するしかない。結果で恩返しできるようにとは思っています」
――小学校時代のチームメート坂本勇人選手もいる
「想像もしていなかったですけども、一緒のチームで同じユニホームでプレーできることはうれしく思いますし、昨晩『よろしくお願いします、いろいろ教えてください』と連絡はさせていただきました」
――坂本選手からはどんな話があったか
「こちらこそよろしくというところと、分からないことがあったら聞いてなとは言ってもらいました」
――ジャイアンツ、セントラル・リーグの野球の印象
「ジャイアンツはプロ野球史の先頭をずっと引っ張ってこられているチームだと思っていますし、そういうチームでプレーできるのは光栄に思いますし、うれしく思います。セントラルの野球は初めて身を置くので、これからどんどん知っていかないといけないと思っていますが、アメリカ時代も含めDHがないリーグに身を置くのは初めてなので、その辺も新たなチャレンジになると思う。そこら辺も含めて、自分がどういう形であれ貢献できるようにと思います」
――ジャイアンツ田中将大としての決意
「2024年シーズン、これほど全て振り返って野球で何もできなかったシーズンというのは初めてだったので、めちゃめちゃ悔しかったです。2025年、やり返したい気持ちはありますし、チームは変わりますけども自分にできることを常に頭に置きながら行動していきたいと思っています」
――阿部監督は「貯金ができるピッチャーだと知っているし、そうなってもらう」と期待を寄せていた
「自分としても投げる試合は全て勝つ気持ちでやっていますし、10年以上前の話ですけども、全て勝ってきたこともある。年齢も重ねて、もちろんその時に比べれば衰えている部分はありますけども、その分長くやってきたことによっての経験や引き出しはその頃よりもあると思うので、1つでも多く勝利に結びつく投球ができればと思っています」
――背番号11の思い
「ご提示をいただいてその中で11という数字を聞いたときに、僕も子供の頃ジャイアンツファンで、斎藤雅樹さんが投げている姿を見てすごく好きな投手だった。真っ先に斎藤雅樹さんが思い浮かんで、これも何かの縁なのかなと勝手に思って11番でプレーさせていただくことになりました」
――体の状態や今の調整具合は
「退団からちょうど1か月くらいたちますけども、コンディションはその時よりも僕はいいと感じています」
――日米通算200勝への思い
「ここ数年ずっと聞かれて、ずっと答えて、ずっと達成できてないのでいいかげんクリアしたい気持ちですけど、そんな自分に対してフラストレーションがたまるし、一気に何個も勝てるわけではないので、まずは先発ローテーションに入っていけるように、競争に勝っていかないといけないと思いますし、まずはそこからですね」
――巨人入りが決まるまでの過程で阿部監督からもらった言葉
「阿部監督がとりたいと言っていると聞いていました。そこだけです」
ーー移籍を機に新しく変えたいことや挑戦してみたいこと
「チームは変わりますけど、自分の投球だったりそういうものを常によりよくしていきたい、改善していきたいという思いでやっていて、このオフも様々なことに取り組んでいる。なのでチームが変わったから、リーグが変わったからっていうよりは、今取り組んでいることを形としてやっていった中で、環境も変わってコーチや若い選手から学ぶこともたくさんある。練習を一緒にして、僕もいろんな吸収をして変化していけたらと思っています」
――阿部監督の印象は
「これから勉強したいと思います。現役時代に対戦したこともありますし、捕手の方なので見ている景色や考えられていることが周りよりもたけているんだろうなと勝手に思っています」
――楽天ファンへ決意や思い
「イーグルスで11年プレーをしてたくさんのイーグルスファンの方々に支えていただきましたし、こういう形でチームを去ることになりましたけど、感謝の気持ちっていうものはこれからも変わりません。大きく育てていただいたので、イーグルスの田中将大ではなくなりましたけど、これからも田中将大のことを変わらず応援していただきたいと思いますし、これからのプレーする姿も東北の皆さん、イーグルスファンの皆さんに届けられるようにしっかりと頑張らないといけないと思います」
▼以下、会見全文
このたび読売巨人軍と契約させていただきました田中将大です、子供の頃からファンだったジャイアンツのユニホームを着られるのはとても光栄に思っています。(日米通算200勝まで)残り3勝だというところをフォーカスされますけど、自分としては3勝で終わる気持ちはありませんし、1つでも多くチームのために勝利に貢献したいと思っています。そして自分自身のこれまでのいろいろな経験というものを若い選手に伝えていきたいと思っております。競争は激しいと思いますけど、自分自身まだまだできるんだという証明をしたいと思っています。
――入団が決まった今の気持ち
「とてもうれしいです。それが率直な気持ちです」
――ジャイアンツへの移籍はどういった思い、決意があった
「自分としてはやりがいを感じたりというところで自由契約となっておりましたけども、そんな中ジャイアンツの方からお声がけをいただいて、それはすごくうれしかったです」
――巨人入りを決めた要因
「一番熱くお声がけしていただいたので、迷うことはなかったです」
――阿部監督から「(周りから)うだうだ言われているができると信じてあげるしかない。一緒に日本一になることしか考えていない」というお話があったが、どう思うか
「僕もうだうだ言われているのは知っているので、自分で証明するしかない。結果で恩返しできるようにとは思っています」
――小学校時代のチームメート坂本勇人選手もいる
「想像もしていなかったですけども、一緒のチームで同じユニホームでプレーできることはうれしく思いますし、昨晩『よろしくお願いします、いろいろ教えてください』と連絡はさせていただきました」
――坂本選手からはどんな話があったか
「こちらこそよろしくというところと、分からないことがあったら聞いてなとは言ってもらいました」
――ジャイアンツ、セントラル・リーグの野球の印象
「ジャイアンツはプロ野球史の先頭をずっと引っ張ってこられているチームだと思っていますし、そういうチームでプレーできるのは光栄に思いますし、うれしく思います。セントラルの野球は初めて身を置くので、これからどんどん知っていかないといけないと思っていますが、アメリカ時代も含めDHがないリーグに身を置くのは初めてなので、その辺も新たなチャレンジになると思う。そこら辺も含めて、自分がどういう形であれ貢献できるようにと思います」
――ジャイアンツ田中将大としての決意
「2024年シーズン、これほど全て振り返って野球で何もできなかったシーズンというのは初めてだったので、めちゃめちゃ悔しかったです。2025年、やり返したい気持ちはありますし、チームは変わりますけども自分にできることを常に頭に置きながら行動していきたいと思っています」
――阿部監督は「貯金ができるピッチャーだと知っているし、そうなってもらう」と期待を寄せていた
「自分としても投げる試合は全て勝つ気持ちでやっていますし、10年以上前の話ですけども、全て勝ってきたこともある。年齢も重ねて、もちろんその時に比べれば衰えている部分はありますけども、その分長くやってきたことによっての経験や引き出しはその頃よりもあると思うので、1つでも多く勝利に結びつく投球ができればと思っています」
――背番号11の思い
「ご提示をいただいてその中で11という数字を聞いたときに、僕も子供の頃ジャイアンツファンで、斎藤雅樹さんが投げている姿を見てすごく好きな投手だった。真っ先に斎藤雅樹さんが思い浮かんで、これも何かの縁なのかなと勝手に思って11番でプレーさせていただくことになりました」
――体の状態や今の調整具合は
「退団からちょうど1か月くらいたちますけども、コンディションはその時よりも僕はいいと感じています」
――日米通算200勝への思い
「ここ数年ずっと聞かれて、ずっと答えて、ずっと達成できてないのでいいかげんクリアしたい気持ちですけど、そんな自分に対してフラストレーションがたまるし、一気に何個も勝てるわけではないので、まずは先発ローテーションに入っていけるように、競争に勝っていかないといけないと思いますし、まずはそこからですね」
――巨人入りが決まるまでの過程で阿部監督からもらった言葉
「阿部監督がとりたいと言っていると聞いていました。そこだけです」
ーー移籍を機に新しく変えたいことや挑戦してみたいこと
「チームは変わりますけど、自分の投球だったりそういうものを常によりよくしていきたい、改善していきたいという思いでやっていて、このオフも様々なことに取り組んでいる。なのでチームが変わったから、リーグが変わったからっていうよりは、今取り組んでいることを形としてやっていった中で、環境も変わってコーチや若い選手から学ぶこともたくさんある。練習を一緒にして、僕もいろんな吸収をして変化していけたらと思っています」
――阿部監督の印象は
「これから勉強したいと思います。現役時代に対戦したこともありますし、捕手の方なので見ている景色や考えられていることが周りよりもたけているんだろうなと勝手に思っています」
――楽天ファンへ決意や思い
「イーグルスで11年プレーをしてたくさんのイーグルスファンの方々に支えていただきましたし、こういう形でチームを去ることになりましたけど、感謝の気持ちっていうものはこれからも変わりません。大きく育てていただいたので、イーグルスの田中将大ではなくなりましたけど、これからも田中将大のことを変わらず応援していただきたいと思いますし、これからのプレーする姿も東北の皆さん、イーグルスファンの皆さんに届けられるようにしっかりと頑張らないといけないと思います」
最終更新日:2024年12月25日 17:11