中国人の短期滞在ビザ発給要件を緩和へ 外務省
外務省は、中国人に対する短期滞在ビザの発給要件を緩和すると発表しました。
岩屋外相の中国訪問に合わせて発表された今回の緩和措置には、短期滞在ビザの申請手続きの簡素化などが盛り込まれます。
具体的には、3年間有効の観光数次ビザについて、取得後3か月以内に日本入国を求めるルールを撤廃します。
また、団体観光ビザについて、滞在可能日数を15日以内から30日以内に変更します。
これらの措置は調整がつき次第、実施されるということです。
中国側は先月から日本人の短期滞在ビザを免除していて、日本側もこれに呼応する形で緩和措置を実施します。
外務省は「中国で対日感情が悪化する中、日本を訪問してもらうことで関係改善につなげたい」としています。
最終更新日:2024年12月25日 19:13