小池都知事“五輪と感染拡大”関連性を否定
東京都の小池知事は、東京オリンピック期間中に新型コロナウイルスの感染者が急増したことについて、「実効再生産数は、開会前日がピークで、その後は下がった」と述べ、感染拡大との関連性を否定しました。
小池知事「(実効再生産数は)開会日前日の7月22日をピークに下落傾向に転じている。オリパラが感染を増やすとおっしゃっていた方々がエビデンスと共にお示しいただきたい」
小池知事は、「新型コロナによって分断された世界をスポーツの力で一つにした」と東京大会の意義を強調した上で、新型コロナの感染拡大との関連性については、「実効再生産数は、開会前日の7月22日をピークに下落傾向に転じた」と述べて、否定しました。
ただ、東京都の分析会議の資料では、実効再生産数のピークは7月31日になっていて、小池知事は、「きょう示したのは厚労省の会議のものだ」と説明しました。