×

長官“陛下は儀式執行せず”眞子さま結婚へ

2021年10月1日 17:56
長官“陛下は儀式執行せず”眞子さま結婚へ

眞子さまのご結婚について、宮内庁長官は、「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀、および朝見の儀については、天皇陛下がご主催になる儀式でありますが、天皇陛下は、現下の状況を踏まえられ、執り行われないこととされた」と説明し、眞子さまがおひとりで賢所皇霊殿神殿への庭上からの拝礼や、天皇皇后両陛下への挨拶をされる予定であることを明かしました。挨拶の日程については決まっていないということです。

長官は、「天皇陛下はことしのご自身の誕生日会見で眞子さまのご結婚について、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っておられる旨、述べられており、国民の間で様々な受け止めがあることなど、現下の状況を踏まえ、ご結婚に伴う儀式については執り行われないこととされたと伺っております」と話しています。

また、両陛下のお気持ちについては「眞子さまがこれまで皇室の一員として、様々な公的活動に真摯に取り組んでこられたことに対して心からのねぎらいの気持ちをお持ちでいらっしゃいます。また、今後、幸せな人生を歩んでいかれることを願っておいでです」と説明しました。

一方、眞子さまが「複雑性PTSD」と診断されたことについて長官は、「専門医の診断により、複雑性PTSDと診断される状態になっておられるとお聞きしたときは、大変精神的なご負担が大きかったのであろうと感じました。また、そうした状況に眞子さまが置かれていることを伺って、お支えする宮内庁長官としては申し訳ない気持ちです」と述べました。