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藤井三冠“史上最年少四冠”かけ「竜王戦」

2021年10月8日 14:59
藤井三冠“史上最年少四冠”かけ「竜王戦」
史上最年少の「四冠」達成をかけて藤井聡太三冠が豊島将之竜王に挑む、将棋界最高峰の戦い、竜王戦七番勝負が8日から始まりました。

竜王戦七番勝負第1局は8日午前から、東京・渋谷区の能舞台で行われています。「竜王戦」は、八大タイトルの最高峰で、「王位」「叡王」「棋聖」のタイトルを持つ藤井聡太三冠が、豊島将之竜王に挑みます。

王位戦から始まった今年の2人のタイトルをかけた戦いでは、藤井三冠は自身の「王位」のタイトルを防衛し、叡王戦では挑戦者として豊島竜王が持っていた、「叡王」を奪取していました。

竜王戦でも、藤井三冠の史上最年少での四冠に期待がかかり、達成すると羽生善治九段の22歳9か月の記録を大幅に更新します。

昼食休憩に藤井三冠は「天重御膳」、豊島竜王は「鉄火丼」、そして、ともにアイスレモンティーを頼み、午後も対局に臨んでいます。

対局は2日制で9日の午後には、第1局の勝敗がつく見込みです。

竜王戦七番勝負は7回の対局で、先に4勝した方が将棋界最高の称号「竜王」と賞金4400万円を獲得します。