従来の健康保険証 負担額6円上乗せへ…「マイナ保険証」政府が利用促す考え
「マイナ保険証」ではなく、従来の健康保険証で医療機関を受診する場合、窓口負担額が6円上乗せされることが了承されました。
中央社会保険医療協議会は23日、窓口負担が3割の人が従来の健康保険証で医療機関を受診する場合、負担額を上乗せすることを了承しました。
これにより、来年4月から12月末まで、従来の健康保険証を利用した際の追加負担は初診、再診ともに6円上乗せされ、初診は18円、再診は6円となります。
一方、マイナ保険証を利用した場合は、これまでとかわらず、初診は6円で、再診の追加負担はありません。
政府は2024年秋にも従来の健康保険証を廃止する方針で、窓口負担額を差別化することで、マイナ保険証の利用を促したい考えです。