《北海道北部は暴風に警戒》

北日本を寒冷前線が通過するでしょう。湿った空気の影響で、北海道や東北北部では、積乱雲の発達しやすい気象条件です。急な強い雨や落雷、突風に注意が必要です。また、北海道北部では、１９日（金）の昼過ぎから夜にかけて、西の風または北西の風が強まり、警報級の暴風のおそれがあります。

■予想最大瞬間風速・北海道
３５メートル：日本海側、オホーツク海側海上
３０メートル：オホーツク海側陸上、太平洋側

《北海道は夜には雪の所も》

１９日（金）の北海道は、午後になって再び雨の降り出す所が多いでしょう。寒冷前線通過後は気温が低下するため、夜には雪がまじるようになりそうです。東北北部も昼過ぎから夜にかけて、雨や雷雨が予想されます。

《関東～西日本は晴天》

１９日（金）の東北南部、関東、東海、西日本にかけては晴れる所が多い見込みです。なお、西日本の太平洋沿岸や関東南部では、一時的に雲の広がる時間帯がありそうです。

《部分月食》

１９日（金）夜は、晴れる関東から西日本にかけては、部分月食が見られそうです。なお、関東や東海では、上空の薄い雲が広がる可能性があり、少しぼんやりとした月になるかもしれません。

《北日本は１０月並みの気温》

１９日（金）日中の気温は、全国各地で平年を上回りそうです。北日本では１０月並みの暖かさとなるでしょう。

■予想最高気温（前日差　季節感覚）
札幌　　１４℃（＋２℃　１０月下旬）
仙台　　１９℃（＋４℃　１０月中旬）
新潟　　１７℃（＋１℃　１１月上旬）
東京　　１９℃（＋２℃　１１月上旬）
名古屋　１９℃（＋１℃　１１月上旬）
大阪　　２０℃（＋１℃　１１月上旬）
福岡　　２０℃（±０℃　１１月上旬）

《週間予報》

２０日（土）は、北海道の日本海側で明け方まで雪や雨の所があるでしょう。東北日本海側や北陸、山陰は、午前中を中心に曇り、空が予想されます。関東から西日本にかけては、引き続き晴れる見込みです。

２１日（日）は、西日本で曇り空となり、夜には九州西部で雨が降り出すでしょう。北海道、東北、北陸、関東では、雲は多めですが晴れ間もありそうです。関東の海沿いでは夜に雨の所があるでしょう。

２２日（月）は全国的に雨が降り、北日本では、２３日（火）にかけて警報級の暴風となるおそれがあります。

２３日（火）以降は、太平洋側の天気は回復する見込みです。日本海側では、上空の寒気の影響もあり、冷たい雨や雪になるでしょう。本州でも初雪の所がありそうです。