東京都の小池知事は宿泊税の見直しを進め、年内をメドに見直しの素案を示す考えを明らかにしました。

東京都は、現在、都内のホテルや旅館の利用客を対象に1人1泊1万円以上1万5000円未満で100円、1万5000円以上で200円の宿泊税を課し、その税収を観光振興に充てています。

26日、小池知事は都議会定例会で、宿泊税の課税のあり方や使途について検討を進め、年内をメドに見直しの素案を示す考えを明らかにしました。

都は、2002年に宿泊税を導入してから20年以上が経過し、高額な宿泊施設が増加する中で、宿泊料金の動向調査など宿泊税の見直しの検討を進めています。

都が見直しの素案を示す時期に言及したのは初めてです。