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斎藤知事の疑惑めぐる兵庫県の対応に「大きな問題」百条委員会の報告書、県議会で了承

2025年3月5日 17:59
斎藤知事の疑惑めぐる兵庫県の対応に「大きな問題」百条委員会の報告書、県議会で了承

兵庫県の斎藤知事の疑惑をめぐる県の対応について、「大きな問題があった」と結論付けた百条委員会の報告書が、県議会で了承されました。

兵庫県議会の本会議は5日午前11時に始まり、百条委員会の奥谷委員長が調査結果を報告しました。

百条委員会 奥谷謙一委員長「(知事は)元県民局長の文書を『事実無根』『嘘八百』と評したが、文書には一定の事実が含まれていたことが認められた」

報告書では、斎藤知事による職員への叱責について「パワハラ行為と言っても過言ではない不適切なもの」などと指摘し、内部告発への対応については「公平性を欠き、大きな問題があった」とし、総じて知事に「過不足のない説明責任を果たすこと」を求めました。

午前11時半ごろに行われた採決では、NHK党の立花氏に接触した県議が反対するなどしましたが、報告書は賛成多数で了承されました。

兵庫県 斎藤元彦知事「これ(調査報告書)は百条委員会からの一つの見解だと受け止めている。(内部告発への)対応については適切だったと考えている」

斎藤知事は議会後にこのように述べ、これまで通りの認識を強調しました。

最終更新日:2025年3月5日 17:59