相次ぐ強盗事件…警察庁“全容解明と犯行抑止”指示
警察庁は全国の警察本部長に、相次ぐ強盗などの事件の全容解明と犯行抑止の推進を指示しました。
警察庁 露木康浩長官
「闇バイト強盗事件が多発し、国民の体感治安が著しく悪化をしております」「いつ自分が被害に遭うかもしれない、自分の息子や娘が犯罪に加担させられてしまうのではないかという不安の声も聞きます」
実行役を闇バイトで募る「トクリュウ」=匿名・流動型犯罪グループによる強盗などの事件が相次ぐなか、露木康浩長官は、全国の本部長を集めた会議で「極めてゆゆしき事態」だとして「一刻も早く首謀者を逮捕しなければならない」と強調しました。
中核となる人物の検挙や犯罪収益の流れの解明などを指示したほか、闇バイトに応募して犯罪に加担することを防ぐ取り組みや、地域のパトロールなどの犯行を抑止する活動の強化も指示しています。