東京・台東区の貴金属店でネックレスを試着したいなどと言って、つけたまま逃走して盗んだとして、21歳の男ら3人が逮捕されました。

警視庁によりますと、逮捕されたのは紙西昇吾容疑者と会社員の少年、高校生の少年の3人です。

3人は今年3月、仲間と共謀して、台東区上野の貴金属店でネックレス1本とペンダント1個、販売価格およそ121万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

事件を巡っては、試着したまま逃走した少年が現行犯逮捕されていて、その後の捜査で、紙西容疑者が盗品の受け取り役として、少年らが指示役や見張り役として、関与が浮上したということです。

調べに対し、3人は容疑を認め、「借金の肩代わりでネックレスを盗んでこいと言われた」と供述しているということです。