千葉県東方沖で地震相次ぐ…しばらく活動継続の可能性 地震調査委
千葉県東方沖を震源とする地震が相次ぐ中、政府の地震調査委員会は、しばらくの間、地震活動が継続する可能性があるとの見方を示しました。
千葉県東方沖では先月27日から地震活動が活発となっていて、これまでに、震度4を観測する地震も複数回、発生しています。
1日に開かれた地震調査委員会の臨時会合では、先月下旬から、震源近くの房総半島沖で「ゆっくりすべり」と呼ばれる地殻変動が観測されていることが報告されました。
これまでも「ゆっくりすべり」が観測された時に、千葉県東方沖で1週間から数か月程度、まとまった地震活動が起きていて、今回も一連の地震活動と関連があるとみています。
また、過去の活動では、震度5弱の揺れを観測する地震もあったことから、今後も強い揺れを伴う地震が起きるおそれがあるとして注意を呼びかけています。