東京都内に住む男性（20代）が「カンボジアのコールセンターで アルバイトをすると稼げる」と友人に話した後、海外に渡り連絡がとれなくなっていることがわかりました。

警視庁は行方不明者届を受理して、男性がカンボジアなどで特殊詐欺グループに加わっている可能性もあるとみて、情報収集を続けています。

捜査関係者によりますと、2025年2月、都内に住む男性（20代）の親族から、「息子が行方不明になっている」などと相談があり、警視庁は行方不明者届を受理しました。

その後の捜査で、男性は2月上旬に成田空港から出国したことが分かりましたが、その後の足取りは分からず、連絡もつかない状態だということです。

男性は、「カンボジアのコールセンターで アルバイトをすると稼げる」と 友人に話していたということで、自分の意思で海外に渡航したとみられます。

警視庁は、男性がカンボジアなど東南アジアを拠点とする特殊詐欺グループに加わっている可能性もあるとみて、情報収集を続けています。