毒キノコ“混入” 判明前に食べて症状
横手市の道の駅十文字で販売していたパック商品に毒キノコのツキヨタケが混入していた問題で、混入がわかる前に購入した湯沢市の女性の家族が24日夜、買ったキノコを食べて、吐き気や嘔吐の症状が出て医療機関を受診していたことがわかりました。
道の駅十文字によりますと24日、直売所で食用のムキタケとして販売したパック商品に毒キノコのツキヨタケが混入していたことが、客の指摘で判明しました。店頭に残っていた3パックは回収されましたが、2パックは混入がわかる前に女性1人が購入していました。
道の駅十文字は食べないよう呼びかけ、その後、テレビ報道を見た女性から「夕食でみそ汁にして一部を家族で食べた」と道の駅に連絡がありました。食べてからおよそ3時間後の24日午後9時ごろ、家族の内2人が吐き気や嘔吐の症状が出て、湯沢市内の病院で手当てを受けたもので2人とも快方に向かっているということです。
横手保健所は毒キノコのツキヨタケによる食中毒かどうか特定を進めています。