記録的大雨の被災者に ヤクルトスワローズの石川投手と石山投手が義援金
7月の記録的な大雨で被災した人たちの復旧支援に役立ててもらおうと、県スポーツ大使を務める、プロ野球東京ヤクルトスワローズの石川雅規投手と石山泰稚投手が義援金を贈りました。2人は「スポーツの力でも被災者を元気づけたい」と来シーズンに向けての意気込みも語りました。
東京ヤクルトスワローズの秋田商業高校出身の石川雅規投手と、金足農業高校出身の石山泰稚投手は、10日県庁を訪れました。
7月の大雨のときはシーズン中だった2人。「ニュースや友人の話を見聞きして心苦しく、力になりたいと考えていた」と話しました。
石川投手は「僕らもスポーツの力で県内を元気にという思いはありますけれども、それよりまずは何か2人でできることと考えて、微力ではありますけどもこのような形になりました」と話していました。
また石山投手は「被害に遭われた方が前を向いて生活できるような状態に戻ってほしいと思ってるので、ほんとに微力ながら協力させていただきたいと思います」
被災した人たちの復旧支援に役立ててほしいと石川投手、石山投手それぞれ義援金を100万円ずつ贈りました。
対応した猿田副知事は感謝を伝えた上で、「来シーズンのさらなる活躍で、被災者を含め、県民に元気と勇気を与えてほしい」と激励しました。
2人から贈られた義援金は「秋田県大雨災害義援金募集・配分委員会」で協議したうえで市町村を通じて被災者に届けられます。