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おととし7月の記録的な大雨による災害関連死…あらたに2人認定で合わせて7人に 秋田市

2025年1月27日 18:13
おととし7月の記録的な大雨による災害関連死…あらたに2人認定で合わせて7人に 秋田市

秋田市は、おととし7月の記録的な大雨の後の生活の中で体調の変化や自宅内での事故で亡くなった80代の男性2人を災害関連死に該当すると認定しました。災害関連死に該当すると認定されたのは、合わせて7人となりました。

秋田市が、災害関連死に該当すると認定したのは、いずれも80代の、男性2人で、弁護士や医師などでつくる審査委員会が先月、決定しました。

このうちの1人は、大雨で被災した後、自宅の2階で生活を続けていましたが、精神的な負担で心肺機能が悪化して亡くなり、審査委員会は、災害による環境の変化が原因だったと判断しました。

亡くなったもう1人も、自宅の2階で生活していましたが、自宅内での事故が原因で亡くなり、環境の変化による身体的な負担が原因だったと判断されました。被災後男性は、自身で復旧作業を行っていたものの、作業中の事故かどうかは明らかにされていません。

先月の審査委員会では、ほかにも2人の審査が行われましたが災害関連死には該当しないと判断されました。

秋田市がおととし7月の記録的な大雨で災害関連死に該当すると認定したのはあわせて7人に、該当しないと判断されたのは、5人となりました。

秋田市によりますと、災害関連死にあたるかどうか、市に相談が寄せられている事例はほかに2件あるということで、今後も追加で審査が行われる可能性があります。

災害関連死にあたるかどうかの相談窓口は、秋田市の地域福祉推進室で、電話番号は、018-888-5661です。

最終更新日:2025年1月27日 18:34
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