去年の記録的大雨で…秋田市 80代男性2人を新たに災害関連死に認定 合わせて4人に
秋田市は、去年7月の記録的な大雨のあとに亡くなった80代の男性2人を、新たに災害関連死に認定したことを明らかにしました。
災害関連死に認定された人は、合わせて4人となりました。
また、審査を続けていたものの、災害関連死と認定されなかった人が2人いることも明らかにしました。
秋田市が災害関連死と新たに認定したのは、80代の男性2人です。
このうち1人については、市が、亡くなった経緯や認定した理由を公表し、もう1人については、「遺族の意向」を理由に、詳しい内容は公表されていません。
認定の理由が公表された男性は、大雨で被害を受けた自宅の2階で生活したあと施設に移り、施設内で、感染症にかかったと診断され、その後亡くなったということです。
公表された文書によりますと、災害関連死かどうかを判断する審査機関は、感染症に伴う呼吸器系の疾患で男性が亡くなった可能性が高いことから、記録的な大雨に伴う災害関連死と認定しました。
秋田市が災害関連死と認定したのはこれで合わせて4人となりました。
また、市は、審査を続けていた人のうち、2人が、災害関連死に認定されなかったことも明らかにしました。
認定されなかった理由は、公表されていません。