都内の踏切で自殺にみせかけて、電車と衝突させ塗装会社に勤めていた男性を殺害したなどとして、元同僚の男らが逮捕された事件について、警視庁は、このうち3人を、出張先のホテルで男性に暴行を加えたとして再逮捕しました。

警視庁によりますと、エムエー建装の社長・佐々木学容疑者ら3人は、2023年7月、出張先の静岡県内のホテルで元同僚の高野修さんをおよそ30分間にわたり、頭からベッドに落とすなどの、プロレス技をかけ暴行を加えた疑いが持たれています。

3人は、この5か月後に、元同僚の野崎俊太被告とともに、高野さんを東京・板橋区の踏切で、自殺にみせかけ電車と衝突させて殺害したなどとして逮捕され、野崎被告と島畑明仁容疑者が殺人などの罪で、佐々木容疑者と岩出篤哉容疑者は、監禁の罪で起訴されています。

警視庁は3人の認否を明らかにしていませんが、高野さんに日常的に暴行を加えたとみて詳しく調べています。