【速報】旧ビッグモーター元社員 街路樹伐採の罪に問われた裁判で無罪主張「指示していない」 横浜地裁
旧「ビッグモーター」の店舗前の街路樹を伐採したとして器物損壊の罪に問われている元社員の男の初公判が開かれ、男は無罪を主張しました。
旧「ビッグモーター」の元社員、蒲原敏之被告(51)は元店長らと共謀し、2022年10月、「ビッグモーター川崎店」の前に植えられていたオオムラサキツツジ6本をのこぎりで伐採したとして器物損壊の罪に問われています。
19日、横浜地裁で開かれた初公判で、蒲原被告は「私自身がツツジを切ったわけではありませんし、 指示したこともありません」などと無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で、蒲原被告がビッグモーター本社の「本部付部長」に就任して以降、「各店舗に対する環境整備点検を実施していた。社長らに積極的にアピールするために従業員に伐採を指示していた」などと指摘。
「ビッグモーター川崎店」には「環境整備委員」として点検に向かったとしたうえで、「主任に、木が邪魔なので切った方がいいように言った」などと指摘しました。
弁護側は、蒲原被告から伐採を指示した意図はないとして争う方針です。