【速報】5/8~14のコロナ患者数、1医療機関あたり平均2.63人 定点把握の結果を初公表「流行は緩やかだが、拡大方向」
厚生労働省は、5類移行後、初めてとなる全国の定点医療機関での新型コロナウイルスの感染者数の動向を公表しました。
厚労省は、新型コロナが5類感染症に移行したのに伴い、全国のおよそ5000の定点医療機関が報告する患者数に基づいて感染動向を把握するよう切り替えました。
19日、定点把握の結果が初めて公表され、5月8日から14日までの1週間に報告された新型コロナの患者数は、ひとつの医療機関あたり平均2.63人でした。厚労省によりますと、これらの医療機関での前の週の患者数の参考値は1.80人で、「流行は緩やかだが、拡大方向」ですが、入院患者数は横ばいだということです。
ただ、厚労省は、連休明けで検査数が増えた可能性もある一方、5類移行で検査や診療に自己負担が生じ、受診する人の数に変化があった可能性もあり、現時点では不確定要素もあるとして、引き続き、定点の数字を注視する必要があるとしています。