11月の有効求人倍率1.28倍 10月より0.02ポイント低下
11月の有効求人倍率は1.28倍で、10月より0.02ポイント低下しました。
厚生労働省によりますと、ハローワークで仕事を探す人1人あたりにどれだけの求人があるかを示す有効求人倍率は11月は1.28倍で、10月より0.02ポイント低下しました。10月は10か月ぶりに前の月を上回りましたが、再び低下した形です。
産業別の求人では、宿泊業、飲食サービス業の求人が前の年の同じ月と比べ減っているということです。去年は全国旅行支援や水際対策の緩和などで需要が多かったため、その反動や、食料品などの高騰が要因とみられます。
厚労省は、「物価高の影響がいろいろな産業に影響を及ぼしている。全体の雇用情勢を引き続き注視する」としています。