埼玉県行田市にある農場で飼育している食用のアヒルで高病原性鳥インフルエンザの感染が確認され、県はおよそ2500羽のアヒルの殺処分を始めました。埼玉県内で高病原性の鳥インフルエンザが確認されたのは、今シーズン初めてです。

埼玉県によりますと24日、行田市の農場で食用のアヒル13羽が相次いで死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、25日朝、高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されました。

県内で高病原性の鳥インフルエンザが確認されるのは今シーズン初めてで、県は25日朝からこの農場のアヒルおよそ2500羽の殺処分を始めました。

周辺の養鶏場ではニワトリの移動制限なども行われていて、25日朝に行われた緊急対策本部会議で、大野元裕知事は「早期終息を図るため直ちに防疫対応に当たる」と述べました。