小林製薬、新たに11件の死亡報告漏れ 紅麹めぐる健康被害問題
紅麹をめぐる健康被害の問題で、小林製薬は、死亡に関する問い合わせについて、厚生労働省への「報告漏れ」が新たに11件あったことを明らかにしました。
この問題では、3月時点で公表されていた5人以外にも、死亡に関する相談が多数寄せられていたことが判明し、厚生労働省によりますと、8日時点で340件の相談が報告されていました。小林製薬は13日、新たに「定期購入の解約」などの申し出に分類されていた中に、死亡している事例が11件含まれていたことを明らかにしました。
小林製薬 山根聡社長
「今回、当社にお申し出をいただいております被害報告の確認体制に至らぬ点があった次第であります。誠に申し訳ありません」
小林製薬は「二度と情報不備を生じさせることがないよう、人員体制の構築を徹底する」とコメントしています。