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“一強体制だった”東京女子医大が会見で謝罪 背任の疑いで元理事長逮捕

2025年1月14日 0:25
“一強体制だった”東京女子医大が会見で謝罪 背任の疑いで元理事長逮捕

東京女子医科大学の元理事長の女が在任当時に、新校舎の建設をめぐって1億円以上の実態のない報酬を建築士に支払わせたとして、背任の疑いで逮捕されました。

警視庁によりますと、東京女子医大の元理事長岩本絹子容疑者は、副理事長や理事長として在籍していた2018年から2020年にかけて、新校舎建設をめぐり、実態のない建築アドバイザー報酬として、大学側から建築士の男性に約1億2000万円を振り込ませて、損害を与えた疑いが持たれています。

警視庁は、岩本容疑者の認否を明らかにしていませんが、現金の一部が岩本容疑者の元に渡っていたとみて調べる方針です。

また、元理事長の逮捕を受け、東京女子医大は会見を開き、当時は岩本容疑者の「一強体制」だったとして、謝罪しました。

東京女子医科大学・清水治理事長「元理事長の専横的な意思決定プロセスに、十分なけん制、あるいはガバナンスを発動することができなかった。組織の改善とか方策を全力で取り組んでいきたい」

最終更新日:2025年1月14日 3:12
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