南海トラフ、気象庁の監視続く 臨時情報「巨大地震注意」は変化なければ15日終了
南海トラフ地震のおこる可能性が普段よりも高まっているとして、臨時情報「巨大地震注意」が出されています。いまのところ、通常と異なる変化はみられていませんが、気象庁が監視を続けています。
気象庁によりますと、南海トラフ地震の想定震源域では13日正午までに震度6弱の地震を含め、震度1以上の地震は24回観測されています。地震活動はいまだ活発な状態ですが、地震後に通常みられる変化以外は観測されていないということです。
気象庁などはこのまま変化が見られなければ、15日午後5時をもって「巨大地震注意」の呼びかけは終了するとしています。
少なくとも、それまではいつでも避難できる態勢を整えたうえで、その後も地震への備えを日頃から行うよう注意を促しています。