台湾地震 日本で広がる支援の輪 ファミレスは“台湾フェア”延長、募金活動も全国で
台湾で起きた地震を受けて、日本で支援の動きが広がっています。
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ファミリーレストラン「バーミヤン」。台湾に約100店舗を展開する人気チェーンとコラボして、先月から台湾展(タイワンフェア)を開催中です。来月15日までの期間限定でしたが、復興への願いを込めて1か月あまりの延長を決めました。
お客さん
「いっぱい食べて応援できるんだったら応援したい」
「普段から台湾って日本の災害に対して、かなり復興支援してくれるイメージ。助け合える関係だったら、いいのかなって思う」
4日から全国約2700店舗で募金箱を設置しているということです。(すかいらーくグループ ※一部テナント店舗を除く)
最も被害が激しかった花蓮市の市長が5日、友好都市である岩手県盛岡市の市長とオンラインで会談を行いました。
盛岡市 内舘茂市長
「元気ですか?」
花蓮市長
「今のところ大丈夫です」
東日本大震災では、台湾から日本へ義援金などの支援が贈られ、互いに交流を深めてきました。
花蓮市長
「これからは地震からの再建を進めていきたいと思います」
盛岡市 内舘茂市長
「僕らも義援金はじめ、何でもやりたい。やりますので。まずは体、気をつけて。今は気を張ってるだろうから体、気をつけてください」
花蓮市長
「すべての日本のみなさんに心から感謝します」
熊本県でも、4日から募金を開始しました。
募金した人
「熊本地震がありましたからね。恩返しっていうのも、私たちも何でもしたらいいかなと」
集まった寄付金は、熊本県国際協会を通じて、台湾の被災地に届けられるということです。