岐阜県副知事を懲戒処分 約4年にわたり副知事室で喫煙
岐阜県の副知事がおよそ4年間にわたり、副知事室で加熱式たばこを吸っていたとして、懲戒処分になりました。
けん責の懲戒処分になったのは岐阜県の河合孝憲副知事(66)です。
岐阜県によりますと、河合副知事は2020年4月から今年2月までのおよそ4年間、喫煙が禁止されている副知事室で加熱式たばこを週に5〜8回程度吸っていたということです。
岐阜県では今年3月にも課長級の職員2人が庁舎内で喫煙していたとして、懲戒処分となっていて、河合副知事は今年2月に自ら知事に室内で喫煙していたことを報告したということです。
県の聞き取りに対し河合副知事は「業務が忙しく時間的な余裕がなかった」などと話し、「職員の模範となるべき職にありながら県民の信頼を損なう結果を招きお詫び申し上げる。」などと謝罪しました。
これまでに岐阜県で副知事以上が懲戒処分をうけた記録はないということです。
また、このほかに庁内や庁舎の敷地内で喫煙していたとして課長級の職員を含む18人も文書などでの注意を受けました。
古田知事は「禁止されていた敷地内で喫煙したことは大変残念であり、県民のみなさまに深くお詫びするとともに、信頼回復に努めます。」などとコメントしています。