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石川県珠洲市での早期復旧支援を終了「応急復旧のフェーズは終了した」 今年1月から上下水道の復旧支援や応急給水を実施 名古屋市上下水道局

2024年6月17日 11:29
石川県珠洲市での早期復旧支援を終了「応急復旧のフェーズは終了した」 今年1月から上下水道の復旧支援や応急給水を実施 名古屋市上下水道局
1月に実施された下水道の被害状況調査(画像提供:名古屋市上下水道局)

名古屋市上下水道局は、今年1月から能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市へ職員を派遣し、上下水道施設の早期復旧のための支援を行ってきましたが、6月14日をもって活動を終了したと発表しました。

活動終了の判断に至った理由について同局の担当者は「珠洲市では、建物の倒壊などで早期復旧が困難な地区以外については断水が解消し、応急復旧のフェーズは終了したため」としています。

これまで珠洲市へ派遣した職員の延べ人数は499人。上下水道の復旧支援や応急給水、被害状況の調査などを行ってきました。

派遣された職員によると、現地では地震の揺れや液状化などにより多くの配水管で被害が発生し、断水が長期間に及んだ地域もあったということで、水道が復旧した際には住民から「水が届いて感動した」という喜びの声を直接聞くことができたと話しています。

同局は七尾市と輪島市にも早期復旧支援のための職員を派遣していますが、七尾市での応援活動はすでに終了、輪島市では断水が解消していない地域があるため今後も短期的な支援を行っていくとしています。

なお、中長期的な応援活動は今後も継続するということです。

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