“木質バイオマス燃料”使用の火力発電所にて緊急点検、すべて「異常なし」 を確認 愛知・碧南市
今年1月31日に発生した、愛知県・武豊町の「武豊火力発電所」の火災をふまえ、国内発電最大手「JERA」は、木質バイオマス燃料を使用する「碧南火力発電所(愛知県碧南市)」と、「常陸那珂火力発電所(茨城県那珂郡東海村)」にて、設備の安全性を確認する緊急点検を実施しました。
緊急点検の対象は、バイオマス燃料の受入・貯蔵・コンベア輸送・ボイラへの燃料供給に至るまでの一連の系統設備。点検では、着火源となりえる機械装置の異常の有無(電動機、減速機、ローラ等)、集じん装置のフィルターつまりの有無、バイオマス粉塵の清掃状況、保管中のバイオマスペレット温度の点検が実施され、すべての点検内容において異常はありませんでした。
JERAは、「地域のみなさまを始め関係者のみなさまにご安心いただけるよう、今後も安全を最優先に発電所の運転を実施してまいります」とコメント。緊急点検を通して、すべての設備にて「異常なし」を確認しました。