リニア工事現場周辺で地面沈下 JR東海が影響調査 亀裂や傾きを確認
岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線の工事現場周辺で地面の低下が起こっていることを受け、20日、JR東海は近くの公共施設への影響を調査しました。
JR東海によりますと、リニア中央新幹線のトンネル工事が行われている周辺では、少なくとも12か所で地面が低くなっていることが確認されています。
この状況を受け、JR東海は20日、工事現場周辺にある瑞浪市の消防センターで、測定器を使用して建物が傾いていないかなどの調査を行いました。
その結果、床や壁にできた亀裂や、柱の傾きが確認できたということです。
JR東海は、今後、これらが発生した原因について、調べていくとしています。