工場で点検中のタンク破裂 作業員1人死亡、1人重体 福岡・苅田町
7日夕方、福岡県苅田町の工場で点検中のタンクが破裂しました。作業員1人が死亡し、1人が意識不明の重体です。
警察や消防によりますと、7日午後4時ごろ、福岡県苅田町鳥越町の工場で「タンクが破裂し従業員の意識がない」と関係者から通報がありました。
工場では、直径4メートル、長さ6メートルの円筒型のタンクが破裂し、男性作業員2人が意識不明の重体となっていましたが、このうち、福岡県行橋市の松田和夫さん(70)の死亡が確認されました。
別の男性作業員2人も軽傷を負いました。
警察によりますと、破裂したタンクでは、当時機械で空のタンクに空気を入れ、水漏れの点検をしていたということです。
現場はプラントの設計や製作を手がける日本機設苅田工場で、警察が事故の原因を調べています。
最終更新日:2025年2月8日 1:34