新幹線の連結運転取りやめ、混乱続く…運輸安全委が調査
6日の走行中の東北新幹線の連結部分が外れたトラブルを受け、JR東日本は、新幹線の連結運転を取りやめていて、混乱が続いています。
6日、上野・大宮駅間を走行中の東北新幹線で、連結部分が外れ停止しました。
JR東日本は、原因が判明し対策が完了するまで、新幹線の連結運転を取りやめていて、東京方面と、秋田や山形方面への直通運転は行わず、盛岡駅や福島駅での乗り換えが必要になるほか、一部、運休も出ています。
埼玉から山形へ向かう利用客「本当は山形新幹線で山形までいこうとしていたんですけど、東北新幹線で乗り換えないといけなくなった。朝出る時間も早くなって私的にはすごく苦痛です。こういったトラブルがあるとちょっと心配だなと思います」
東北新幹線では、去年9月にも同様のトラブルが起きていて、国の運輸安全委員会は、今回の事案を重大インシデントとして、7日午後1時半すぎ、車両がある宮城県の車両センターに調査に入りました。
調査官は、機械や電気系統などを中心に車両を確認し、原因を調べるとともに、前回のトラブルとの関連についても調査するということです。