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【予報士解説】関東甲信は朝にかけ雨のピーク 夜は避難が危険な場合も…寝る前の対策は

2023年6月3日 0:42

台風2号と活発化した前線の影響で、各地で激しい雨が降り続いています。各地で雨のピークはいつごろになるのでしょうか。すでに避難が危険な時間帯となる中、どのような命を守る対策をとれば良いのでしょうか。気象予報士で防災士の市村紗弥香さんと共にお伝えします。

■関東甲信は朝にかけピーク 完全に雨雲が抜けるのは…

市村紗弥香・気象予報士/防災士
「2日午後11時半以降の雨の予想を見ていきます。3日午前3時には紀伊半島から伊豆半島、そして関東甲信に活発な雨雲がかかってきます。関東甲信は『激しい雨』が降る予想です。いつ線状降水帯が発生してもおかしくない状況が続きます」

「氾濫の危険がある愛知・豊川がある地域も、夜も本降りの雨が続くので引き続き警戒が必要です」

中島芽生アナウンサー
「雨のピークはいつごろになるのでしょうか?」

市村気象予報士/防災士
「明け方の3日午前5時ごろがポイントになってきそうです。近畿や東海は午前5時ごろに雨のピークを越えてきそうです」

「一方で、関東甲信は3日朝にかけてが雨のピークになりそうです。午前5時ごろには雨雲の帯がやや南下して、東京、千葉、神奈川で激しく降りそうです。朝は千葉の沿岸部などで非常に激しく降り、あたりが白くかすみ視界が悪くなるほどの滝のような雨が降るおそれがあります」

「昼前には北部で雨がやみはじめ、午後3時ごろには関東で完全に雨雲が抜けそうです」

中島アナウンサー
「長濱さん、まだまだ安心できない状態が続きますね」

俳優・長濱ねるさん
「私も普段、ハザードマップなどで自宅の近くのどこが危ないのかを見るようにしています。こういった事態において、改めて避難場所や自分にできることを確認し直すことが必要かなと思います」

■少しの雨でも“いつ災害起きてもおかしくない”

市村気象予報士/防災士
「次に、これまでに降った雨の量を確認します。24時間で200ミリ以上降った地点は、太平洋側で多くなっています。川に人が流された和歌山県や、堤防が決壊した静岡県など13府県・61地点で、24時間で6月1か月分相当の雨が降っています(※2日午後11時まで)」

中島アナウンサー
「広い範囲で、記録的な大雨に見舞われているのがわかりますね」

市村気象予報士/防災士
「この雨量がすでに多いところに、夜間にも雨が降り続きますから、寝ている間に浸水や川の氾濫・土砂災害の危険度がさらに高まります」
「現在、土砂災害や河川が氾濫するおそれがある地域では、たとえ、線状降水帯が発生していなかったり、雨が弱まったりしていたとしても、ほんの少しの雨でもいつ災害が起きてもおかしくない状況が続きます。崖や川には引き続き、絶対に近づかないようにしてください」

■夜は避難が危険な場合も…寝る前の対策は

市村気象予報士/防災士
「そして、暗くなっています。すでに避難が危険だという場合は、2階以上で寝るなどの『垂直避難』をし、枕元には防災グッズやくつなどを用意しておくと安心です。また、モバイルバッテリーなどの準備といった、今、安全を確保できる範囲内での避難や対策をお願いします」

中島アナウンサー
「長濱さん、“キキクル”や“ハザードマップ”と合わせてこうした備えも大切ですね」

長濱ねるさん
「私は充電用のランタンを持っています。今のうちにスマホを含めて、充電できるものは充電しておこうと思いました」

(6月2日放送『news zero』より)