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妻殺害の罪に問われた元長野県議に懲役19年、一貫して無罪主張も

2024年12月23日 16:05
妻殺害の罪に問われた元長野県議に懲役19年、一貫して無罪主張も

3年前、長野県塩尻市で妻を殺害した罪に問われていた元県議会議員の丸山大輔被告に対し、長野地方裁判所は23日午後、「懲役19年の実刑判決」を言い渡しました。長野地裁前から中継です。

長野地裁の坂田裁判長が「懲役19年の実刑判決」を言い渡すと、被告は前を見つめたまま淡々と聞いていました。

殺人の罪に問われたのは、長野県塩尻市の元県議会議員、丸山大輔被告(50)です。丸山被告は2021年9月、塩尻市の自宅兼酒造会社の事務所で、妻の希美さん当時47歳の首を絞めて殺害した罪に問われていました。

これまでの裁判で、被告は「妻を殺害したのは私ではありません」と一貫して無罪を主張。一方の検察側は「被告人以外で事実を説明することは不可能」などとして、懲役20年を求刑していました。

23日の判決で、長野地裁の坂田裁判長は「防犯カメラの映像と画像は、被告人の車と限りなく同一車両の可能性が高い」。動機については「被害者が死亡後、家族と悲嘆に暮れる時期に不倫相手の女性に再会を求め相当、女性に強い思いを持っていた」と指摘。「被告人が犯人と認められる」とし、「懲役19年の実刑判決」を言い渡しました。

判決の後、丸山被告は表情を変えず、うつむきながら座っていました。

最終更新日:2024年12月23日 16:38