熊本市の動植物園で16日、一般公開を前にレッサーパンダの赤ちゃんが報道陣にお披露目されました。

6月1日に生まれたメスのレッサーパンダ・杏香（あこ）は、2か月半ほどで体重は10倍以上に。順調に育っています。隣の寝室のお母さん・シンファが気になる様子の杏香は、16日に初めて、自分の足でお母さんの寝室に入りました。しかし…心配なのでしょうか、お母さんに巣箱に連れて行かれてしまいました。

熊本市動植物園　飼育担当・大川菜穂美さん
「やんちゃざかりになりつつあって、好奇心もどんどん芽生えてきました。動きも活発ですね」

いま、来園者が見られるのは写真だけ。来園者は「どれくらいの大きさかとか、色もまだ赤ちゃんだから薄いだろうし、どんな色か気になる」と話します。

待ち望まれる杏香の一般公開は、来月中旬以降を目指しているということです。