京急川崎駅で「パタパタ」引退…関東の駅では最後
駅で「パタパタ」と音を立て電車の行き先を案内していた、ちょっとレトロな装置が引退しました。
関東の駅では最後となった京急川崎駅のこの装置。正式には「フラップ式列車発車案内表示装置」と言いますが、「パタパタ」の愛称で親しまれました。
京急川崎駅では旧型の装置も含め36年間活躍してきましたが、老朽化などにより引退となりました。
20年以上保守などを担当した京急電鉄の牛島雄二助役は──
牛島助役「最後の一台なので 寂しい思いもありますが、今まで20年間ご苦労さまでしたと言いたいと思います」
ファンが見守る中、12日午前0時すぎ、最後の列車の表示が消え、その後、「パタパタ」はホームから撤去されました。