応募殺到45倍 京急電鉄 「パタパタ」引退惜しむナイトツアー
京急電鉄が今月引退する「あるモノ」を堪能できるユニークなツアーを行いました。
パタパタと音をたてながら、電車の行き先などを表示するちょっとレトロな装置。「パタパタ」の愛称で親しまれ旧型の装置も含めると36年間活躍してきましたが老朽化のため今月、引退が決まりました。
この京急川崎駅が関東最後のパタパタといわれています。そこで京急電鉄が企画したのは「パタパタナイトツアー」。
終電後のホームで、「パタパタ」の動きを堪能できるとあって20人の定員に45倍の応募が殺到する人気ぶりでした。
この「特急堀ノ内行き」。現在、京急川崎駅では見られない「幻の行き先」です。
実はこれ、ファンのリクエストに応えて表示する企画で、参加者は盛んにシャッターを切っていました。
パタパタを見に来た人「見たことない行き先とか、止まらないかなとかそういったのをひたすら眺めていたりとか。20年間お疲れ様でした」「もともと空港のパタパタが好きで、駅のパタパタも当たり前のように思っていたので、それがなくなるのはさみしい」
引退するパタパタ。まもなく新しいLED式の表示器に取り替えられます。